卒後教育実施報告 -第14回学校保健実践研究会-

創設より14回目を数える学校保健実践研究会が平成29年2月25日(日)に、井の頭キャンパスにおいて開催されました。卒業生45名、在校生128名、その他も含め、合計194名の方に参加頂きました。平成16年3月に実施された第1回学校保健実践研究会より、杏里会および杏会のご協力とご支援をいただいて運営されておりますことを深く感謝申し上げます。


 前半の実践報告および討論では、3名の卒業生から現場での取り組みが紹介されました。松崎敬子養護教諭(文京区茗台中学校、保健学科卒)の「子ども達が主体となった生徒保健委員会の進め方」、梶山洋子養護教諭(神奈川県立茅ケ崎高等学校、健康福祉学科卒)の「インクルーシブ教育における養護教諭の取り組み」、髙塩彩養護教諭(拓殖大学第一高等学校、看護学科卒)の「食物アレルギーの事例報告と本校でのアレルギー対応の取り組みについて」です。いずれも力のこもった実践報告で発表時間が足りないと感じさせられるほどでしたが、参加者との意見交換も行うことができました。卒業生の活躍は在学生にとっても心強く、夢の実現に向けてよい目標となったことでしょう。


 後半は、お二人の先生から基調講演をいただきました。鎌田尚子先生(足利工業大学看護学部養護教諭課程 客員教授)の「変革の時代、『養護学』と専門家としての養護教諭に挑戦し、Activeに学ぶ」では、長年にわたる養護教諭としての現場経験と養護教諭養成の経験から、養護学や健康教育についての熱い思いをいただくことができました。岡安朋子先生(横浜市教育委員会事務局 北部学校教育事務所 SSWer)の「スクールソーシャルワーカーの役割とは ~スクールソーシャルワーカーの立場から~」では、その活用が可能になってからまだ日の浅いスクールソーシャルワーカーの役割や協働方法について具体的に語っていただき、新たな学びを得ることができました。社会福祉課程と教職課程の両方を学んだ卒業生からの専門的な質問に対しては、講演終了後にも熱心にお答えくださっていました。


 終了後の情報交換会には講師の先生も残ってくださり、卒業生、在学生、大学教員らが打ち解けた雰囲気の中で交流を深める貴重な時間となりました。本会の趣旨にそった意義深い事業となりましたことをご報告いたします。(担当幹事:石野・加藤・荻津)

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