第5回 学校保健実践研究会

保健学部教職課程運営委員長 大嶺智子

杏の花咲く3月15日(土)に、八王子キャンパスにて第5回学校保健実践研究会が開催されました。

基調講演では、竹前健彦先生(保健学部特別講師)から学校歯科保健活動における養護教諭としての具体的な実践のヒントを示していただき、 田邊須美枝先生(横浜市立高田東小学校学校長)には養護教諭出身の学校長のお立場より、ご経験や学校現場の課題等についてご講演いただきました。

卒業生の実践報告は(生徒の実態に沿った定期健康診断の取り組み、学校全体で取り組む性(生)教育の試み:小池静香、見て感じる保健指導を目指し:)、 何れも創造性を感じさせる実践ばかりで卒業生の活躍と逞しさを実感いたしました。総計112名の参加を得て、引き続き行われた情報交換会でも活発な交流が行われ盛会裏に終わりました。 学校保健の活性化には関連領域の支援が不可欠です。

今後は学部教職課程関係者以外の多くの方々にもご参加いただけるよう努力して参りたいと存じます。本研究会は杏里会から補助金をいただき運営いたしました。心より感謝申し上げます。

参加者の声

実践報告を担当して

大学を卒業し高校で働き始めた頃、養護教諭として働くことに自信もなく不安でいっぱいの日々、現場で活躍する先輩方が大きく頼もしく見えました。  あれから6年、今回実践報告をさせていただくことができ、拙いながらも自分なりに目標と少しの自信をもって働けるようになったかな、と感じています。  しかし日常の対応ひとつとっても正解がある訳ではなく、毎日生徒や先輩方から学ぶことばかり。]  今回発表されたお二人の実践報告を聞いて、励まされまた頑張ろうという元気ももらうことができました。  学生と卒業生、また卒業生同士の交流が生まれ明日への活力にもなるこの会が、今後も益々発展されることを願っています。