第5回杏林大学保健学部理学療法学科卒後研修会

日時:2022年8月21日(日)10:00~17:00
参加者:卒業生42名、在校生7名、理学療法学科教員7名
場所:オンライン(講師のみ対面)

2022年8月21日(日)10:00~17:00に第5回杏林大学保健学部理学療法学科卒後研修会が開催されました。昨年度に引き続き、今年度も新型コロナウイルス感染症の影響もあり、講師のみ対面での開催として参加者はZoomによるオンライン上での開催となりました。参加費は無料とし、参加者は卒業生42名、在校生7名、理学療法学科教員7名でした。
午前のセクションは「障がい者スポーツにおける選手の視点、理学療法士の視点」題し、矢作公佑先生(3期生2015年卒)とスペシャルゲストとして有安諒平先生(パラローイング・パラノルディック日本代表、理学療法士)を講師に招きました。矢作先生には理学療法士の視点として「ボッチャ競技における理学療法士の関わり」をテーマにお話しいただき、有安先生にはパラアスリートの視点として「パラアスリートと理学療法士」をテーマにお話しいただきました。また、シンポジウムとして矢作先生と有安先生に対談をしていただき、それぞれの視点における障がい者スポーツの捉え方について、参加者からの質問を軸にご講演をいただきました。午後のセクションでは、「呼吸・循環機能障害患者に対する理学療法」をメインテーマとし、村田裕康先生(4期生2016年卒)と理学療法学科教員の木村雅彦先生、柴田茂貴先生にご講演いただきました。村田先生には「大学院での研究室活動及び研究活動について」をテーマに現在の活動報告をいただきました。木村先生にはメインテーマである「呼吸・循環機能障害患者に対する理学療法」をお話しいただきました。柴田茂貴先生には呼吸・循環からさらに発展的な内容として「宇宙医学と高地トレーニング」についてお話しいただきました。それぞれの先生方の研究や活動についてお話があり、大変充実した内容となりました。


2023年度の開催形式については、新型コロナウイルス感染症の状況を鑑みつつ模索中ではありますが、引き続き開催していきたいと思います。

報告者:杏林大学保健学部理学療法学科花房京佑